【おすすめ企画インタビューVol.4】~「非日常」をあなたに~

 

只今広報部チーフさんとお話し中…

チーフ:今日、毎年北大祭に来ている、北大祭のファンの様な人に話を聞いてきたのですけど、すごい面白い話でした。その人は看護師さんで、忙しい中毎年北大祭に来てくれているそうなんです。

筆者:毎年来てくれているのかー。何か毎年食べたいものがあるとか?その人はなぜだって言ってた?

チーフ:毎年来るようになったきっかけが、「劇団しろちゃん」っていう団体さんの芝居を見たことがきっかけらしいんですよね。

なんでも、初めて北大祭に来た時に、なんとなくしろちゃんの芝居を見て、「学生なのにプロの芝居みたい」って、すごく感動したそうです。

それから毎年北大祭に劇団しろちゃんの芝居を観に来るだけじゃなくて、演劇そのものにも興味を持つようになったって話してました!

筆者;そんなにスゴイ団体なのかー。これは絶対記事にせんといかんな!じゃあ、ちょっと話聞いてくる!

…とゆーわけで、今回のインタビュー先は劇団しろちゃんに決定

大人気の芝居はどうやって生まれているのか?劇団しろちゃんの人気の秘密は何か?

しろちゃんの秘密に迫るべく、劇団しろちゃん代表 千葉雄太さんに、しろちゃんの芝居の秘密から、千葉さんが考える理想の芝居まで、あらゆるお話を伺いました!

これを読めば、あなたも立派な芝居通!奥が深―い演劇のお話。始まり始まり~

劇団しろちゃんさんの集合写真。一体どんな芝居をする団体なのでしょうか?

 

今回のクイズは3つ!

Q1 北大祭での演目は?

 

Q2 劇団しろちゃんの人気の秘密は?

 

Q3 千葉さんが考える、芝居の魅力とは?

 

答えは本文の中に。みんな探してみよう!

 

PROFILE&北大祭期間中の様子

劇団しろちゃんという団体のことや、北大祭期間中の企画のことを教えてください。

劇団しろちゃんは、北海道大学唯一の公認演劇サークルです。
2016年に結成20年を迎え、現在では北大生以外も含め、100人ほどの団員が所属している、学生演劇団体でありながら札幌で最大規模の劇団の一つです。

2、6、10月の年三回の本公演を中心に、それ以外にも札幌学生対校演劇祭など、精力的に活動しています。 活動の中心となるのは2年生ですが、大学院生になっても続けている人もいますよ。

劇団しろちゃん代表の千葉雄太さん。芝居の奥深さを語っていただきました!

 

北大祭期間中の企画内容について教えてください。

北大祭期間中は、「I am a GIRL!!!!」というタイトルで、環境の変化に戸惑いつつも成長していく女の子のお芝居をします。

ちょっと硬いテーマだと思うかもしれないですけど、アイドルの話を絡めつつ、初めて芝居を見る人でも気軽に楽しめのる楽しい芝居を作りました。

サークル発表のステージで、上演する芝居を紹介する、短い芝居をやるので、そちらも併せてご覧ください。この芝居だけでも楽しめる作りになっていますよ!

 

~千葉さんが語る、芝居ができるまでのプロセス~超人気芝居はどのようにして生まれているのか?

 

I am a GIRL!!!!」は、オリジナル脚本を使い、演出や舞台装置も自前でなされると伺いました。具体的には、芝居ができるまでに、どの様な段階を経ているのですか?

まずやるのが、演出係の決定ですね。

各公演の演目は、「演出」というポジションの人が中心となって制作します。

演出の人は、芝居のテーマを決め、照明や衣装の責任者を指名して、責任者に指示を出したり、団員の意見を聞いて芝居に取り入れたりする、いわば演目全体の責任者です。

これ以降の工程は、演出の人が中心になって進めます。

 

1 脚本決め 

脚本を書きたい人が全員の前で、脚本のプレゼンをして、面白そうだと思ったものに投票してもらいます

 

2 小道具、照明などの代表者や演者を決める

脚本が完成したら、小道具や照明などの、部署の責任者を演出が指名したり、オーディションで演者を指名したりして、演目の中心となるメンバーを決めます。

大下その後、その人が芝居作りでどんなことをしたいか加味して部署を決定し、活動を開始します。

 

3 制作&意見交換

各部署が活動していく中で、演出側だけでなく、各部署から、こうした方がいいんじゃないかって意見が上がってくるので、意見のすり合わせをしつつ、芝居を練り上げていきます。

演出と各部署の代表が集まって「トップ会議」という会議でアイデアを出し合い、決まったことを下に伝えていくことが多いのですが、「大スタ会」(大スタッフ会議)で団員全員での話し合いをしたり、部署の間で話し合ったりもしています。

劇団しろちゃんは団員が100人以上いるので、意見のすり合わせは本当に大変です。

でも、全員の意見を集めて、一つの芝居が完成して、お客さんからカーテンコールを受けた時は、当日の役者じゃなくてもうれしくて、芝居をやっていてよかったと思いますね。

芝居を作成中の劇団しろちゃんの皆さん。インタビュー中も熱心に作業をされていました。

 

 

~劇団しろちゃんの人気の秘密から千葉さんが考える理想の演技まで~千葉さんが芝居の神髄を語る!

 

劇団しろちゃんは札幌市内でも有数の演劇団体ですが、その人気の秘密はどこにあるのですか?

団員全員が舞台、小道具、衣装などの仕事を通じて何かを表現しようとすることにすごく強いこだわりを持っていて、芝居の全てに製作者の思いがあること、そして、すべての団員が自分の意見をぶつけ合って、より良い芝居を作ろうとしていることが強みだと思います。

芝居をやっていると、人の感情がなぜ変化したのか、お客さんにこの心情を伝えるにはどうすればよいのかを突き詰めて考えないといけないんです。

例えば、セリフの練習している時、「前よりもセリフが面白くなったな」って感じることがあります。でも、なんとなく「前よりも面白くなったな」ってだけではダメなんです。

セリフを早口で言ったから面白かったのか、セリフが滑稽だから面白かったのか。それとも、悩んでいるときの、多様な感情がセリフに出ていたから面白かったのか…。

面白いと思ったセリフ1つとってみても、なぜ面白くなったのかを説明できないと、もっと良い芝居をすることはできません。

面白いと思うのは自分だけって場合もあるし、何よりも、何よりも、面白くなったのかを説明できないと、お客さんに面白さを伝えられないと思います。

こういったところに手を抜かないのが、人気の秘訣じゃないですかね。

 

 自分が面白いと思ったことを周りの人と徹底的に話し合うのですね…。でも、それだけ真剣に芝居に取り組んでいると、自分の意見を否定された時、ムキになったりしないのですか?

 

自分がやろうとしていることと、他人には違って見られていることに気付くことは、「自分を客観的に観ること」につながると思います。

「自分を客観的に観ること」って、言い換えるなら、「なぜ僕が○○な動きをしたことが、相手に××といった感情を引き起こしたのだろう?」みたいに、自分や他人の感情の流れを意識することなのですが、これって芝居に不可欠だし、芝居をやってみて、観てみて初めて分かる楽しみだと思います。

「自分を客観的に観る」ですか。では、千葉さんの考える理想の演技にも、「自分を客観的に観る」ことが関わっているのですか?

 

理想の演技って、本当に人によるのですけど、僕は、芝居の表現はお客さんがいて成り立つもので、お客さんに何かを考えさせる演技が一番いいと思います。

僕が目指している芝居は、ただ良い演技をするだけじゃなくて、

つまり、「こういったことがいいたかったのか。自分はどうだろう」って気づいてもらい、最終的にお客さんが自分のことを顧みるような芝居が僕にとっての理想の芝居ですね。

もちろん、主題の受け止め方は1つじゃなくて、人それぞれ受け止め方が違うのは当たり前のことです。同じ芝居を見ても、一人一人の解釈が違うことも芝居ならではの面白さですから。

 

最後に

 

最後に、読者や来場者の方へのメッセージをお願いします。

私たちが北大祭以外で上演会をする時って来る人が結構限られているんです。

演劇やっている人って、芝居を見るのも好きな人が多いので、他大学の演劇部や社会人で演劇やっている人が、勉強も兼ねて観に来るような人とか、一部の固定ファンの方とかがお客さんのほとんどを占めています。

でも、北大祭では、普段来てくれない人にもぜひ劇団しろちゃんの芝居を観に来てほしい。

やっぱり、団員全員が力を合わせ、何日もかけて一生懸命作ったので、1人でも多くの人に見てもらいたいです。

北大祭って、特にメインストリートだと、普段とは違った、祭りならではの喧騒があると思います。

でも、ちょっとメインストリートから離れたら静かな劇場があるんです。

そこには、喧騒とは違った非日常の世界があります。

劇団しろちゃんが提供する「劇空間」にぜひお越しください!

 

 

劇団しろちゃんさんの公式HPやSNSなど

公式HP:http://gekidanshirochan.web.fc2.com/

公式Twitter:https://twitter.com/shiro_hokudai

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